長年の友人達とのお喋り会は楽しいのですが、
寂しさを感じることも。
それは家族の話を聞くとき。
その友人の中には一人暮らしの人もいますが、
皆、娘達が近くに住んでいます。
なので、それぞれの孫や、中にはひ孫の話で賑やかです。
私にも2人の娘と孫たちがいますが、
遠方に住んでいるので日々一緒にいるわけではありません。
グループラインで他愛のない話で盛りあがったりしています。
お産の時には帰ってきたり私が出向いたりしましたし、
1年に1度くらいは帰省して来るので、
孫たちの顔を見ることもできます。
私にとっては、これくらいの距離感がちょうど良いのですが、
日々賑やかな友人達の話を聞いていると、
本当にこれで良かったのだろうかと、ふと思ったのです。
娘達が遠方に嫁いだのは成り行きで、
その頃はもちろん夫も健在で、末っ子の息子もいましたから。
夫が亡くなり、
息子も隣町に住んでいる今、
娘家族と近く暮らしている友人達を羨ましく感じる自分がいます。
なにしろ、娘というのは頼りになります。
もちろん娘にとっても母親は力強い助っ人です。
お互いに頼ったり頼られたりしながら、
大きな家族圏ができていくのです。
その密接な家族圏が、私には無い。
未婚の息子は障がいを持っているので、
彼の近くを離れることは考えていません。
幸い元気に働けている私ですが、
将来的には福祉の力も視野に入れ考えなければいけないと思っています。
娘たちは楽しく優しいですが、
できるだけ迷惑は掛けたくないというのは、
どの親にとっても共通の思いではあるでしょう。
それなら、近場に住もうと遠くに住もうと、
あまり変わらないかなと自分を納得させています。