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リアル60代&70代

60才代と、新たに70才代の日々の思い。

安部元総理銃撃事件を予言した?

 

 

きっかけは、たまたま観た韓国映画ゴールデンスランバー』。

 

 

 

次期大統領選の有力候補者への爆弾テロ事件に、

突如巻き込まれ

犯人に仕立てあげられた主人公の逃走劇。

 

 

韓国映画らしい派手な爆発シーンや、

スカッとするラストシーンに目が奪われがちだけど、

 

 

日本映画のリメイク版であり、原作者は伊坂幸太郎ということなので、

 

本も読んでみようと思い図書館へ行った。

 

 

 

作者・伊坂幸太郎の名前に聞き覚えがあるなーと思っていたら、

 

 

rennge.hatenablog.com

 

 

この『フィッシュストーリー』と同じ作者だった。

 

 

 

 

 

原作は当たり前だけど日本が舞台で、

 

首相が地元仙台に凱旋パレードをしている時に、

爆弾テロで暗殺されるというもの。

 

 

そして、

学生時代の仲間に呼び出され現場近くにいた主人公・青柳が、

犯人として追われることに。

 

 

気の良い青年・青柳を犯人とする大がかりな仕掛けと、

煽る報道。

 

 

国家レベルの陰謀から必死に逃げる青柳と、

手を差し伸べる仲間たち。

 

 

韓国映画のスカッとするラストとは違うけれど、

じーんとする結末が良い。

 

 

映画の時には派手な爆発シーンに気をとられて気づかなかったが、

 

本を読んでいると、

あまりにも安部元総理銃撃事件と似ているので、

 

予言の書かと思った。

 

現実は犯人も動機もハッキリしているのだけど、

 

小説の中で国家情報管・佐々木が言う。

『背景があるように見せかけることはできる』

『君は犯人だが、憎むべき、おぞましい人間ではない。許されはしないが、同情できなくもない。そういう犯人像にする。』

『イメージとはそういうものだろ。』

 

 

ここまで来ると、かつての同級生・森田が言っていたように

『馬鹿でかい鯨に襲われたら』『いちばん賢いのは』

『逃げること』。

 

 

 

息子を信じる父親が詰めかけた報道陣に言う。

 

『名乗らない、正義の味方のおまえたち、本当に息子が犯人だと信じているのなら、賭けてみろ、金じゃねえぞ、何か自分の人生にとって大事なものを賭けろ。』

 

『自分の仕事が他人の人生を台無しにするかもしれねえんだったら、覚悟はいるんだよ。バスの運転手も、ビルの設計士も、料理人もな、みんな最善の注意を払ってやってんだよ。なぜなら、他人の人生を背負ってるからだ。覚悟を持てよ』

 

 

テレビのコメンテーターや専門家に聞かせたい。

 

 

 

 

 

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