『近頃の職場は』という記事を読みました。
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50年前、
私は普通高校を卒業後に就職しました。
当時は銀行が一番手堅い就職先でしたが、
私は計算に興味がなかったので、
活気のありそうな海運会社を選びました。
当時としては珍しい全館ガラス張りの明るい社屋も気に入ったのですが、
なんと配属されたのは経理課。
商業高校ではなかったので、
経理に関して全く知識がありませんでした。
本当のゼロから先輩に教えてもらいました。
伝票の書き方は、
意味は分からないまま「入金は左に現金、右に項目」など。
社印も押さずに領収書を発送して、怒鳴り込まれたことも。
お釣り金額を間違えて渡してしまい、先輩が追っかけて回収してくれたり。
そろばんも四級しか持っていなかったので、
私だけ大きな計算器をロッカーから取り出して使う恥ずかしさ。
そんな中、結婚するまで勤められたのは先輩方のお陰です。
現代では『即戦力』とか聞きますが、
本当に、学生時代から戦力になるようなスキルや資格が必要なのですか?
韓国ドラマでは非情な派遣社員の話がよく出てきますが、
日本でもそうなのですか?
記事にあるように、
「使い捨ての部品」と扱われるのであれば、
それは社会の進化ではなく退化だと思うのですが。