Amazonプライムで何気なく観た『JUNK HEAD』。
環境破壊が進んだ未来の地球では、
人間のパーツをロボット化することで永遠の命を得たが、
生殖能力は失った。
ウィルスによる人口激源の解決策を求めて、
かつて地下都市建設のために作成し独自の進化を遂げた人工生命体・マリンガを調査するため、
一人の人間(ほぼロボット体)が地下都市へ潜入投下される。
というストーリーなのですが。
地下都市での奇妙な生命体達は、
様々な種類があって、言語も違っています。
一言で言えば全部「化け物」なのですが、
どこか愛嬌のある者たちもいたり、
グロテスクな怪物もいたりと、
既成の概念を超えてくるのです。
無限と思えるほど深い地下都市の造りは、
CGなんだろうなと思ったのですが、
それにしてはヤケにリアルなのです。
たとえば床に転がっている有刺鉄線の錆びた束だとか、
鉄パイプの1本1本まで。
ロボット達は人形かもしれないと思ったのですが、
なんと、全て実写なのだそうです!
監督、原案、キャラクターデザイン、編集、撮影、証明、音楽まで、
たった一人で7年かけて作成した、堀貴秀という日本人なのだそうです!
リアルで奇妙な世界観は妙に中毒性があり、
主人公のロボット人間や、人工生命体・マリンガへの愛着が湧いてきて、
続編「JUNK WOARD」を待ち遠しく感じました。
💕