戦場でのトラウマを抱えた(PTSD)帰還兵の、社会復帰を手助けする施設「カミングホーム」。
カウンセラーのハイディ(ジュリア・ロバーツ)は、
担当する兵士ウォルター(ステファン・ジェームズ)とカウンセリングを重ね、
彼の誠実な人間性に注目するようになるのだが。
ある時、
彼の戦場での記憶、特にトラウマの原因でもある仲間の死に関しての記憶・感情に違和感を覚える。
カミングホームでの薬物療法は、
トラウマを克服する為ではなく、記憶を消すものであったこと、
そして目的は社会復帰ではなく、トラウマを消して再び戦場に送り出すことだったのだ。
施設の本当の目的に気づいたハイディがとった行動の、
意味が分かったのは映画の終盤です。
レストランでウェイトレスをしている現在のハイディと、
カウンセラーであったハイディとの繋がりが不明で、
実はそれこそがこの映画の謎の中心であった訳です。
ラストでの再会シーンで、
ハイディのとった行動の正しさと希望に、胸が明るくなりました。
続編の『ホームカミング シーズン2』も観てみたいです。
💕