子どもたちが揃って、
無事七回忌の法要を家族だけで営みました。
納骨堂の隣にある立派なお堂が金ピカなのは、
極楽浄土を表しているそうです。
このお寺では、
住職さんの読経に合わせて家族も読経します。
お経のふりがな付きの本を見ながら、
一緒に読経するのですが。
住職さんの朗々とした声に合わせようと、
全員お経を詠むのですが、音程が合わない😓
私は低めの音程で合わせていたのですが、
長女のオクターブ高い声が聞こえてきました。
😅と思いながらも続けていたら、
どうやら次女は、
長女の高いオクターブがツボにはまってしまったらしく、
笑いと涙をこらえるのに必死だった模様。
次女の声が聞こえないなーと思いつつ、
私も途中から、
長女の調子を崩した声にお経が読めなくなって、
しばしば中断しました。
その時に、
生前の夫が、
「俺、絶対笑ってはいけない厳粛な場面で、何故か笑いたくなるっちゃ」
と言っていた事を思い出していました。
読経の調子が取れずに、自らもツボにはまっていたらしい長女も、
そう言った父親を思い出したそうです。
そんな女性陣を尻目に、
何も気づかない長男の淡々とした読経の声に救われ、
無事七回忌を終えたのでした。