AmazonPrimeビデオで『7番房の奇跡』を観ました。
しっかり者の6歳の娘と暮らす、知的障害者のヨング(リュ・スンリョン)は、いわれなき少女殺害容疑で収監されてしまう。
ヨングが何故罪を認めてしまったのか、
そして刑務所の中の人々とのふれあいを描くヒューマン映画です。
詐欺師、当たり屋、暴力団員などの同房仲間とのやり取りがコメディタッチで楽しいです。
ヨングの娘イェスンが流行らせたセーラームーンの歌が流れる場面では、日本人として嬉しくなります。
純真な父娘の姿に打たれた刑務官(チョン・ジニョン)に引き取られ成長した娘(パク・シネ)が、
自ら弁護士になり再審を勝ち取る物語です。
父娘の愛情、人々の善意、差別意識、死刑制度のあり方など、
色々考えさせられる映画でもありました。
コメディータッチの同房者との触れ合いなだけに、
司法の下した残酷な場面では涙が止まりません。
それにしてもパク・シネちゃんって本当に可愛い💕