Amazonプライムビデオで『アルゴン〜隠された真実』を観ました。
ニュータウン建設現場における崩落事故により、
多くの犠牲者が出る中、
多くのメディアが
その場から逃亡したとされる現場監督の責任を報じるが、
報道番組『アルゴン』のキャスターでもあるチーム長は、
不審な点に気づく。
熾烈な番組競争と様々な圧力に晒されながらも、
真実を追求しようとするメンバー達。
(この言葉を日本のテレビ・新聞にも聞かせてやりたいです。)
ニュータウン建設を巡る大がかりな汚職を突き止めたメンバーですが、
その調査の過程で、
3年前のアルゴンの報道の間違いに気付きます。
間違った報道の為に深く人を傷つけてしまったことに、
思い悩むチーム長。
実はその事件に絡み妻を亡くしたチーム長は、
自分が先入観に囚われていたことに気付くのでした。
「人は信じたい物を信じる」
先入観の危うさを指摘しながら、
「100%正しい記者は居ない」こと、
視聴者一人ひとりが判断することの大切さを訴えています。
『間違った事実を伝えたら、それを正すことも我々報道の仕事です。』
『事実に基づいた真実を伝えるのがニュースです。正しく伝えることがジャーナリストの役目です』
このチーム長の言葉に、耳を傾けるマスコミはあるでしょうか?