ファンタジーというか、
不思議な映画だった。
山の中の洞窟で見つけた卵を割ることで、
少年3人以外の全ての時間が止まった世界。
止まった世界の不思議な美しさと、孤独。
その映像の美しさに心を奪われる。
そして時間が動き始めた時の、
大人達の「まとも」な反応。
子供時代の、空想や冒険心を思い出させる前半と、
「まとも」な大人になっている現在の自分を
認めざるをえない後半と。
そんな自分のギャップにも気付かされる、
不思議な映画でした。